転職ドラフトは転職支援サービスです。
人材を必要とする企業と仕事を探している人をマッチングしますが、ほかの転職支援サービスとは違うユニークな形態をとっています。
詳しく見ていきましょう。
転職ドラフトの特徴
ユニークなドラフト制度でエンジニア転職を支援
転職ドラフトは、インターネットメディア運営事業を行なっている株式会社リブセンスが運営する、ITエンジニアに特化した転職支援サービスです。
ITエンジニアとしての実務経験が必要です。
多くの転職支援サービスは、転職希望者に企業を紹介する紹介型ですが、転職ドラフトは珍しく、エントリーしたあなたのキャリアを企業が評価して指名するドラフト制度を導入しています。
プロ野球で毎年話題になるあのドラフト制度です。
プロ野球では複数の球団から指名があっても交渉権が与えられるのは1球団のみですが、転職ドラフトではオファーがあったすべての企業と交渉が可能です。
人によっては1回のドラフトで40~50件くらいオファーがくることもあります。
あなたのリアルな市場価値がわかる!
まずは、ITエンジニアとしての実務経験が必要です。
ドラフト制度にエントリーすると、企業があなたの価値を評価して年収額を提示して指名するので、あなたの転職市場での価値が把握できます。
ITエンジニアは、営業などの職種に比べるとスキルや経験がスケーリングしやすいので、しっかりアピールできれば思っていた以上のオファーがくることもあります。
登録は簡単、利用料金は無料!
会員登録はとても簡単、メールアドレスなどを入力してアカウントを作成するだけです。
会員登録をするだけで、会員にしか公開されていないどんな経歴の人がどれくらいの年収をオファーされたかが見えるので参考になります。
ドラフト制度に参加するにはエントリーが必要になりますがすべて無料で利用できます。
転職成功プレゼントももらえる
転職ドラフトを通じて企業に入社すると転職ドラフトから転職成功プレゼントがあります。
入社して30日経過後などの条件がありますが、Amazonギフト券5万円分やロボット掃除機など魅力的なものが多く、何種類かの中から選べます。
これも人材不足が続くIT業界ならではでしょうか。
ドラフトに参加する方法から内定まで
会員登録のあとドラフト参加にエントリーが必要です。
- レジュメを登録してエントリー
- 転職ドラフト運営側が審査
- ドラフト開催日( 企業に情報が公開される)
- 企業から年収額を提示して指名がくる
- 指名された興味ある企業と面談
- 合意が取れたら内定、就職
レジュメ(年収評価シート)を作ってエントリーするとまずスキルや経験などを転職ドラフトの運営側が審査をします。
気をつけなければならないのは、ドラフト開催は月に1度であることです。
毎月開催ですが、企業からの指名期間は2週間ほどなので、開始までにレジュメ作成を完了させることが大事です。
審査がうまく通らないと直近のドラフトに間に合わないこともありますので、開催スケジュールを確認していつ参加するか決めましょう。
審査を通るとエントリーされあとはドラフトを待つだけ、ドラフトが開催されると終了までの間に企業から年収を提示した指名が入ります。
交渉を受けるかどうかはあなた次第ですが、興味がない場合でも返信はしましょうね。
実際に自分を評価してくれる企業があるのはありがたいことですから、お礼を言って断るのがスマートな社会人ですよね。
気になる企業があれば返答期限内に回答をしましょう。
「選考を希望」「ラフな面談を希望」「ただ会って話してみたい」などを選択できるので気軽に話を聞くこともできます。
選考を希望して条件面などをクリアして企業と合意ができれば内定となります。
転職ドラフトはレジュメの作り込みがカギ
ドラフトに参加する企業はあなたのレジュメを見てオファーを出してくるのでレジュメ(年収評価シート)がすべてです。
そして、転職ドラフトは社内審査(選考)も厳しくなっています。逆に考えると転職ドラフトの審査が通ればオファーがくる可能性は高いということですね。
審査が厳しいとは言っても、ITエンジニアの経験が数年あれば特に問題はありません。
- どんな技術を使い、どんな実装をしたか
- どんなプロジェクトに参加したか
- どんな課題がありクリアするために何をしたか
- チームでどんな貢献をしたか
- 今後どうしていきたいか
レジュメ(年収評価シート)の項目に沿って入力すれば割と簡単にできます。
スキル面のアピールはもちろん必要ですが、あなたの人柄や考え方を素直に出してみるのがいいと思います。
企業の選考の最終的な決定は「この人と仕事をしたい」です。
自己推薦もできる
転職ドラフトでは「自己推薦」というシステムもあります。
レジュメの審査を通過していれば企業が出している自己推薦枠に応募できます。
これは一般的な転職サイトと同様で、興味がある企業には自分から応募ができます。
転職ドラフトの求人内容、職種
転職ドラフト2021年12月回に参加した企業とユーザーのみなさん、おつかれさまでした!
参加企業数 244社
参加ユーザー数 498人指名数 1,766件
返答数 1,641件
返答率 92.9%指名承諾数 469件
指名承諾率 26.6%指名への返答ありがとうございます🙌
— フーティ / 転職ドラフト【公式】 (@tensyoku_draft) January 7, 2022
転職ドラフトはエンジニア限定ですが、参加する企業はCMでも見かける企業からスタートアップまでさまざまで、毎回ドラフト参加企業は100社以上になっています。
WEB、インフラ、ネットワーク、バックエンド、フロントエンド、テックリードなど多様なスキルを活かす企業が集まっています。
大手の企業で大規模プロジェクトに関わるのも醍醐味ですし、社員数が10名くらいのスタートアップ企業に入社して幅広い分野に関わるのもいい経験になりますね。
会員登録をするとどんな経歴の人がどんな企業から指名を受けているのかを見ることができます。
転職ドラフトの評判・口コミ
転職ドラフトの指名文を全部読んでいってるんだけど、3年前は「うちの会社にきたらこんな経験積めるよ」なのが多かったのが、今回は「ウチのこの課題を解いてほしい」というのが多くて、なんか自分の力が認められたような気がした。普通に嬉しいなこれ。
— 統合開発環境💉💉💉🦠 (@sadnessOjisan) September 3, 2022
転職ドラフトで転職お祝い金としてもらったAmazonギフト50,000円分、やっと残り3,000円のとこまできた。
これで「どうせならAmazonで買わなきゃ」っていう縛りから開放される…😇
— M (@mtsd) January 12, 2022
案件対応が完了✨
喫茶店はやはり集中して作業ができますね!ランチ休憩した後は転職資料を作ろうと思います。
転職サイトは転職ドラフトさんを使ってみようと考え中🤔転職が当たり前な今の時代、
自分のポートフォリオを作って常時アップデートしていくのって凄く大事だなぁって感じてます— あすか☕️ プログラム ✕ 副業 (@a_suzuki_desu) January 10, 2022
明日がいよいよ、#転職ドラフト の最終日だ!
今のところ#年収700万 が3社#年収650万 が3社、ってとこか。
まぁでも、それぐらいの #人材価値 はあるんだ
ってことはわかった。
いや、しかし#ドラフト1位指名 もらった時は
感動した
おれ、500人中の1番、らしいw#プログラミング初心者
— nginmax (@nginmax) December 1, 2021
転職ドラフトの退会方法
転職ドラフトの退会はとてもわかりやすく簡単です。
ログインしたあと「退会ページ」から手続きをします。
退会後はマイページなどすべての機能が使えなくなりますのでご注意ください。
転職成功プレゼントを申請する場合は、プレゼントを受領するまで退会しないようにしましょう。
転職ドラフトのデメリット、注意点
- ドラフト開催は月に一度だけ
- レジュメの作り込みに時間がかかる
転職を急いでいる人には不向きなシステムです。
じっくりと自分と向き合いながらレジュメを作れる時間がほしいですね。
転職ドラフトはこんな人におすすめ
- ITエンジニア経験を活かして転職したい
- 自分の転職市場価値を知りたい
- 専門性を高めたい
- 転職先とのミスマッチをなくしたい
- 時間がかかっても納得できる転職がしたい
転職を効率よく進めるために、複数の転職エージェントに登録すると思いますが、ほかと違った転職動向をリサーチできる転職ドラフトも選択のひとつになるでしょう。
イベントを楽しむ感覚で参加するのもいいですね。
転職ドラフト
- エンジニアの転職におすすめ!企業があなたを指名するドラフト制度
- さあ!あなたの市場価値は?