社会経験の浅い人が初めて転職をしようとすると、不安しかありませんよね。
- 今転職して大丈夫かな?
- どんな求人があるんだろう?
- 効率よく転職活動をするにはどうすればいい?
- 転職にはどれくらいの期間が必要?
- 在職中であまり時間が取れない
コロナ禍で、対面での転職活動が制限されるなか不安は募りますが、決して悪いことばかりではありません。
新しいスタンダードを探していきましょう。
ステップ1:転職市場の現状を把握しよう
新型コロナウイルスが拡がり始めた2020年はかなり求人数が減っていました。
先行きの見えない中で、若年層の求人は減り、採用するのは即戦力の経験者が多くなっていました。
ですが2021年に入り、新型コロナウイルスとの戦いが長期戦となり、夏以降ワクチン接種者が増え、状況は少しずつ快方に向かっています。
経済回復を見据えて採用に向けて動き出す企業は増えてきています。
大手転職サイトdodaの調査「転職求人倍率レポート(2021年7月)」によると、業種別では「小売・外食」以外のすべてで増加(前月比)、職種別では11職種のすべてで増加(前月比)となっています。
全体での2021年7月の求人倍率は2.15。
仕事を探している人の2倍以上の求人があることになります。
業種別では、IT・通信がやはり高いです。エンジニアや技術者が不足しているのがわかりますね。
ステップ2:自分の現状を把握しよう
学生時代やこれまでの社会経験を振り返り、好きなこと(得意なこと)、嫌いなこと(苦手なこと)を書き出してみます。
箇条書きでそれぞれ5つずつ出してみましょう。
自分の傾向が見えてきませんか。得意なことは楽しくできますし、苦手なことは苦痛を伴ったりしますね。
苦手を克服することも必要なことですが、その中で絶対にやりたくないことは避けるようにしましょう。
選択の幅を狭めてしまうのは良くないかもしれませんが、そこは敢えてチャレンジする必要はありません。
ステップ3:転職時期を決めよう
今仕事をしているのなら、辞める前(在職中)に次の転職先を決めることをおすすめします。
その理由は、
- 収入が途切れない
- 残っている有給休暇を使って転職活動ができる
- 退職して無職になると社会保険の手続きが面倒
在職中に転職先を決める場合は、転職活動開始から3か月~6か月後の入社を目安に活動しましょう。
在職中の会社に退職の申し出をするのは一般的に1か月前だと思いますので、実質2か月から5か月くらいが活動期間になるでしょうか。
有給休暇が残っていて退職前にまとめて取得する場合は、後任者への引継ぎが早まる場合もありますので気を付けましょう。
ステップ4:転職サイトで求人案件をチェックしよう
大手の転職求人サイトに登録して、どんな求人が出ているか検索してみましょう。
会員登録して希望条件を入力すると、たくさんの求人情報が簡単に探せます。
メールでおすすめ求人のお知らせが届いたり、企業からスカウトがきます。
自分の希望と違う企業からのスカウトがあったりしますが、思いがけず興味の湧く業種もあったりして視野が広がります。
また、多くの求人を見ることによって、企業の望む人材、必要なスキル、給与水準なども見えてきます。
大手の転職サイトは案件数が多く、希望に合う求人があったら保存しておきましょう。
複数の企業にまとめて一括応募なんていう便利な機能もあります。
ステップ5:転職エージェントに登録しよう
転職サイトの登録と合わせ、転職エージェントに登録しましょう。
転職エージェントに登録すると、希望条件に合わせた求人を提案してくれます。
時間をかけて求人案件を探さなくていいのがメリットです。
そのほか、面接日程の調整や企業とのやり取りを仲介してくれます。在職中のかたにはありがたいシステムですね。
20代の人の場合、職務経歴書の書き方がわからなかったり、面接での自己アピールに不安があったりしますよね。
数ある転職エージェントの中には、若年層に特化したところもあって、未経験OKの求人をたくさん扱っています。
職務経歴書の書き方から面接指導まで手厚くサポートしてくれるところもあります。
WEBから登録→面談(オンラインあり)→求人紹介、という流れになります。
登録から1週間で企業面接になることもあり、スピード感があります。
ステップ6:オンラインを活用しよう
企業では、コロナ禍で外部からの訪問受け入れを中止しているところも多くあります。
そのため転職活動も対面でできず、オンライン面接が主流になっています。
特に一次面接はオンライン、最終面接は対面で行う場合が多いようです。
ZoomやSkype、Microsoft Teamsなどに慣れておきましょう。
操作はもちろんですが、写り方、特にカメラ位置は目線より下にならないようにしましょう。
カメラ位置によってずいぶん表情が変わりますので、カメラの高さや部屋の明るさなど事前に確認しておくのは大事です。
そして、オンライン面接のメリットは、相手先に出向かなくていいことです。
移動時間がありませんので時間を有効に使えます。
有給休暇を取って面接に望むなら、自宅からオンラインを繋げば1日に数件の面接が設定できます。
あまり詰め込むのはどうかと思いますが、午前中1件、午後に2件、これくらいならいけそうですよね。
中小企業でもオンライン面接はスタンダードになっています。
コロナ禍の転職活動を効率よく進めていきましょう!
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